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私的生活日記

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ルームサービスディナー

今回の宿泊プランはルームサービスのフルコースディナーがついていること。

まずメニューを御覧下さいませ。

・特製オードブル盛り合わせ
・とうもろこしのクリームスープ
・魚料理
・肉料理(国産牛のポアレ)
・ホールケーキ
・パン
・コーヒーまたは紅茶

ルームサービスで食べたことないんだけど、どういう風にセッティングして、どういう風にサーブするものなのかなー、なんて興味津々だったのです。

でもなんとなーく「ダメだろうな」っていうのはホテルに一歩入ったときから嫌でも思い知らされていたことなので期待は全くしてませんでしたのよ。

それにしても!
そのマイナス期待を大きく裏切るスゴさ!

聞かれていた時間の6時にお部屋のベル。
うん、待たせないわね。

「どちらにセッティングしましょうか?」

ソファーテーブルのほうか、バカでかいダイニングテーブルか、それともワゴンか。
どうせならとダイニングテーブルにしたんだけど…

紙のマットさえなし。
テーブルにそのままガチャガチャと。
カトラリーさえそのまま置いていく!

えぇぇぇ!
だってテーブルも拭かなかったじゃないの。

大仰にオードブル用、魚用、肉用のナイフフォークをセットする。
そして出てきたフルコースとは…

まぁ御覧くださいませ。

ルームサービスディナー_d0078036_91856.jpg

黒い保温ポットから注がれた「とうもろこしのスープ」なるポタージュ。
これは次の朝のバイキングで出てきたものと同じであった!!!!
しかも歪んでるし。

なんといいますか、粉っぽい、既製品化学調味料満載!のスープ。
でもね、これが一番マシだったかも(笑)

ルームサービスディナー_d0078036_952940.jpg

これが「特製オードブル盛り合わせ」ですよ。

つめたーいつめたーいムール貝のマヨネーズ焼き、生臭いスモークサーモン(もっちろん端っこだけ毒見してすておいた)、チョコレートをふりかけたパテ(当然合わない)、ガシガシのキッシュ。

ある意味『特製』よね、こんなにマズいって。

しかもー。
このお皿、つながっていて一人ずつ食べられない。
しかも取り皿なし。

真ん中に置いて二人で顔突っ込んで食べろって?
ホントに、ホテル側の都合のみしか考えていないお皿。

そうそう、あまりの貧弱さに撮るのも忘れたけどパンもあるのよ。
柔らかーい円い白パンとバシバシのちっちゃなバゲット。
スーパーで売ってるパンよりマズい。

ルームサービスディナー_d0078036_984188.jpg

そして驚愕のメイン。

魚料理、肉料理を一緒のお皿に。
こんなんなら、カトラリーも一緒でええんちゃうのん?

魚料理、ホイル焼きよぉ?
家でもこんなことしないわよ。
しかもなんの魚かわからない冷凍臭のみのマズさ。
上のソースらしきものも味なし。
トマトらしい赤いものもなーんの酸味も味もない。

そして、その冷凍汁がホイルからもれてお肉の下はその魚臭い汁でベタベタ。

お肉にかけるソースがあるんだけど、これはデミグラスの缶詰に少し手を加えたらしきもの。
でもそのソースでさえも必要になるくらいのバシバシのお肉。

なんだ、このハートマークの人参は!
インゲンは固すぎて切るとキュイキュイ鳴くのだ。
そしてブロッコリとカリフラワーは噛むと冷凍臭のする水分がじゅわっと口の中に広がる。

アハハ。こんなひどいのってあるのね。
ある意味、腹も立たない。単なるネタ。

むかーし、四国貧乏旅行をしたときのビジネスホテルの朝ごはんのほうが何百倍も美味しかったわ。
観光客がここに泊まったら、せっかくの神戸旅行の思い出が最悪なものになるよ?
神戸に申し訳なくないか?オリエンタルホテルよ。

さっさと食事が終わったので、呼べと言われていたので連絡する。

……

なっかなか来ない。
20分くらい待ってもまだ来ない。
30分くらいしてやっと登場。

ルームサービスディナー_d0078036_918393.jpg

そして置かれたお茶のセット(写真にうつっているポットが先程とうもろこしのスープを注いだポットと同じもの)

二人とも紅茶にしたので大きなノリタケのポット。
注ぎ口はかなり茶色に変色していて清潔感マイナス30くらい。

ルームサービスディナー_d0078036_9213966.jpg

そしてこれが

『ホールケーキ』よ!

こんなピンクのケーキ、何十年ぶりかしら。
これがまた100円ケーキをふたつくっつけたようなシロモノで、ある意味こんなケーキいまどきあるのねぇ、と興味津々で食べ進めてしまったくらい。
かるーいポソポソのスポンジに、クリームの味がしないクリーム。

あー、こういうひとかけらの良心もないお料理を出せるホテルってあるんだ。
ある意味感心した。

最初に通された部屋にも驚愕したが、すべてそのレベルしかないってことなんだ。
どこをとっても、そのレベル。どこかが突出していいなんてありえない。
どこも同じ、どこも低い。

では、ほとんど写真がないけれど、朝ご飯の巻へ参りましょうか。
by konejal1228 | 2011-02-24 07:37